アルコール


痛風になる原因の一つに、アルコールの摂取というのがあります。


アルコールの日常的な摂取により、尿酸値が高い症状(高尿酸血症)が続き、それが原因で痛風発作が発症する。


これがアルコールの摂取が原因となった場合の痛風発症の一般常識。


特に、プリン体が多いビールは痛風の大敵であると言いますよね。

ビール大好きの僕にとっては、ちょっと肩身の狭い思いなんですが。


しかし、少量のアルコールであれば、逆に尿酸値を下げる効果があるのを知っていますか?


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アルコール摂取と尿酸値の因果関係がポイント

こんにちは、管理人のてつやです。


冒頭から、いきなり尿酸値とアルコールについて、常識からかけ離れた話になりましたが、とんでもない事を書いているわけではないんですよ。


今日は、アルコール摂取と尿酸値の因果関係を自分の体を使って証明したお医者さんの話をもとに、アルコールがなぜ尿酸値を下げる効果があるのかということについて書いてみます。


アルコール摂取の量と尿酸値の変動がポイントとなります。


今から書くことは全て事実であり、今までの常識をくつがえす非常に興味深い話なので、お酒が好きな人、特にビール好きな人にはぜひ読んで欲しい内容となっています。

少量のアルコール摂取は尿酸値を下げる効果がある

今日のテーマの結論(答え)を書くと、

『少量のアルコールであれば、ストレス解消となり、逆に尿酸値を下げる効果がある』

ということです。


少量というのはどのくらいかというと、『日本酒に換算して、1日に1.5合以内』というのが目安です。

さらにわかりやすく、アルコール飲料ごとにまとめてみました。
ストレス発散に効果があるアルコールの目安量
目安量(1日あたり)
日本酒 1.5合
ビール 750ml
焼酎 お湯割りコップ2杯
ワイン グラス2杯

ちなみに、日本酒1.5合というのは、脳卒中の発症を抑える目安の量にもなるようです。


1.5合以内のアルコールの摂取であれば、善玉コレステロール(HDL)を増加させる作用があるとのこと。


しかも、全くアルコールを飲まない人と較べても、1.5合以内を摂取する人の方が脳卒中の発症率が低いという、研究結果もあります。


つまり、全く飲まないよりは適度(1.5合以内)なアルコールは体にいいということですね。

なぜ少量のアルコールが尿酸値を下げるのか

アルコールを摂取すると、普通は尿酸値があがっていくわけですが、アルコールの場合、尿酸値が上がる仕組み(パターン)が2つあります。


アルコール摂取により尿酸値が上がる仕組みは、それぞれ以下の通り。

アルコール摂取で尿酸値が上がる仕組み


パターンをまとめると、以下のようになります。
  • 尿酸が作られることで、尿酸値が上がる
  • 乳酸が作られることで尿酸の排泄が抑制されて、尿酸値が上がる
    (乳酸には尿酸の排泄を邪魔する作用があります)

多少でもアルコールを摂取すれば、この仕組みから必ず尿酸値はあがりそうに思われますが、大量にアルコールを摂取しない場合は、パターン2の仕組みは発生しません。


つまり大量にアルコールを摂取しない限り、パターン1の尿酸が作られる仕組みだけが働くことになります。


さらに、摂取するアルコールも適量あれば、ストレス発散による尿酸値を下げる効果がパターン1の尿酸値を作る効果を上回ることで、尿酸値が下がる効果を得られるわけです。


ここまでの解説で、『少量のアルコール摂取であれば尿酸値が下がる』という理屈は理解してもらえたかと思います。


尿酸値を上げないようにするためには、アルコールがなにがなんでも駄目だというわけではないんです。


飲む量にさえ気をつけてもらえれば、お酒を特に控える必要もありません。

ビールは尿酸値を上げる悪玉ではない

ビールはプリン体が多く含まれているから、尿酸値が高い人は飲んではいけない

なんていう話は、耳にタコが出来るくらい、いろんなところで聞いてきました。


確かに、ビールはアルコール飲料の中でも、プリン体の含まれる量が多い飲み物です。


しかし、世間の人が思っているほどプリン体はそんなに多くないんですよね。


ビールを飲む人は沢山の量を飲む人が多いので、結果的にプリン体の摂取量が多くなりがちですが、ビールそのものは決してプリン体が多いとは言えないんです。


ビールよりプリン体が多く含まれる食べ物は他にも一杯あります。


参考までに、アルコール飲料がどのくらいプリン体が含まれているかが、公益財団法人 痛風財団アルコール飲料中のプリン体含有量 一覧表で確認することができるので、興味がある人は見てください。

次の記事では、プリン体が多く含まれる食べ物の一覧を紹介しています。
先のサイトで紹介されているアルコール飲料が、他の食べ物よりプリン体が含まれている量が少ないのがわかると思います。
/archives/61


また、ビールは、他のアルコール飲料と同じ量を飲んでも、痛風の合併症である尿路結石になりにくいといわれています。


これは、ビールのアルコール度数に関係します。


ビールは、日本酒、焼酎、ワインなどの他のアルコール飲料と較べてもアルコール度数は小さいんですね。


そのため、他のアルコール飲料と同じ量を飲んでも、水分がより多く体内に摂取され、それが尿量の多さに繋がり、尿路結石を予防することができるわけです。


以上のことから、ビールが世間で言われているほど、悪者でないことがわかってもらえたと思います。

アルコール摂取は適度な量を守ることが大事

ここまで、少量(適度)なアルコールの摂取であれば、ストレス発散の効果で逆に尿酸値が下がる効果があることを書いてきました。


大事なことなので繰り返し書きますが、尿酸値が下がる効果が期待できるのは、あくまでも少量のアルコールを摂取した場合の話です。


日本酒換算で1.5合以内のアルコール摂取であれば、尿酸値が下がる効果や、脳卒中の発症を抑える効果が期待できます。


大量のアルコールを摂取することは尿酸値を逆に上げることになるので、アルコールが好きな人はついつい沢山飲んでしまうということがないように、飲む量については十分な注意が必要です。


会社の飲み会などの場ではどうしても少量というわけにはいかないかもしれません。


ですが、今までより少しでもアルコールの量を控えることを心がけ、自宅などでも飲む人はここで紹介した量を守ることが大事だと思います。


僕はビールが大好きで、自宅でもよく飲みます。

健康診断では毎年尿酸値が高い結果となっているので、せめて自宅では適度な量を守ってビールを楽しんでいきたいです。


アルコールが好きな人は、飲む量に注意して上手な飲み方で尿酸値の上昇を抑えていきましょう。


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