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水虫を治療する

再発するといわれている水虫。

一度水虫になった人が、再発する確率は50%以上ともいわれています。

このように水虫は再発するとよくいわれていますが、実は再発ではなく完治していないことが再発が多いといわれている原因でもあるんです。

つまり、完治するまできちんと最後まで治療をしない人が、再発したと勘違いしていること。

また、なかなか治りにくいといわれるのも水虫。

水虫は確かに治りにくいですが、長い期間をかけて治療することでやっと完治するのが水虫です。

だから、きちんと病院で最後まで治療を受ければ完治する病気なんです。

病院で治療をはじめて、水虫の症状がおさまった時に、自分で勝手に治ったと判断して治療をやめてしまう人が多いのも、水虫にかかった人の特徴です。

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水虫の治療を途中でやめてしまう理由を掘り下げてみる

こんにちは、管理人のてつやです。

さきほども書いたように、水虫は最後まできちんと治療すれば完治する病気です。

決して、治らない病気ではありません。

なのに、なぜ最後まで治療を受けずに途中でやめてしまうのか。

ここで、水虫の治療を受けた人の意識を調査したおもしろいアンケート結果を紹介したいと思います。

水虫の治療をやめて再発している人は、このアンケート結果を見て『あーー自分もそうだった』と思い当たる節があるんじゃないでしょうか。

恥ずかしいことに、そういう僕もその中の一人で、いまだに水虫が完治しないまま十年以上水虫と格闘中です。

なお、アンケートは、通院完了患者(313人)と通院中断患者(421人)から回答を得て、その結果をグラフ化しています。

念のため説明すると、通院完了患者は『水虫を治療して完治した人』を示し、通院中断患者は『途中で水虫の治療を中断した人』を示します。
※アンケートは、渡辺晋一監修『足白癬患者レポートVol.1』2004より改編して引用。

足白癬患者の通院治療状況

水虫の治療中断のアンケート結果2

まず、水虫の治療を途中でやめた人がどのくらいいるかを示しているのが、図-1の上の円グラフです。

この円グラフを見ると、水虫の治療を途中でやめた人が約半分だということがわかります。

かなりの割合になりますね。

その途中で治療をやめた人の現在の水虫の状況を示すのが下の円グラフで、約40%の人が治療をやめたために、症状がある、症状が悪化していると回答しています。

つまり、途中で治療をやめた人の40%は水虫が完治していなかったことを示すものです。

また、『症状はない』と回答している人でも、実は白癬菌が潜んでいて症状があらわれていないだけという可能性も大いに考えられます。

いずれにしろ、途中で治療をやめた人の中で、完治したと判断できる人はあまりいないと推測することができます。

足白癬患者の通院治療状況(通院回数)

水虫の治療中断のアンケート結果1

次に、通院した回数の結果です。

図-2の上の棒グラフは、通院完了患者、通院中断患者それぞれの通院した平均の回数となります。

こうやって数字だけみると、通院回数はわずか1回しか変わらないことがわかります。

治療を中断した人も、あと1回治療を受けていたら、完治していたかもしれませんが、この数字はあくまでも平均であり、実際にはかなりの人が最初の治療で中断しているのが現実です。

それを示すのが下の棒グラフ。

最初の治療で薬をもらってその効果がすぐにあらわれたのか、2回目以降の治療を受けていない人の割合が一番多いですね。

通院(水虫の治療)を中断した理由

水虫の治療中断のアンケート結果3

最後に、一番興味がある『通院を中断した理由』が図-3になります。

この図からは、『症状がよくなったから』と『治ったと自分で判断したから』というのがかなりの割合を占めているのがわかります。

つまり、半分近くの人が自分の判断で治療を中断しているということです。

病院では症状にあった薬を処方してもらうので、薬をつけていくと確実に水虫の症状は改善されていきます。

そうなると、水虫が治った気になり、もう治療も必要ないと勝手に判断しちゃうんですね。

これ、僕も今まで散々やったことで、今更ながら自分の間違いを改めて認識することができました。

あとは、仕事が忙しいのか、通院が面倒だからという理由もあって、これも結構な割合となっているのがわかります。

完治するためには病院の医師も見極めることが大事

完治したかどうかは医師が判断するものですが、きちんとした医師であれば顕微鏡で白癬菌が潜んでいないことを確認して、はじめて完治したと判断します。

顕微鏡を使わない医師の場合は、完治の判断材料がなんなのかははっきりいってわかりません。

もしかして、その医師の経験値で完治と判断しているのかしれません。

完治したかどうかは白癬菌の有無を顕微鏡で確認することが確実だと思うので、水虫の治療では顕微鏡を使う医師が安心できるんじゃないでしょうか。

何度も書きますが、水虫は長い期間をかけて治療する必要がある病気です。

仕事が忙しくてなかなか病院に行けない人もいるかもしれません。

また、途中で治療をやめてしまったために、また同じ病院に行くことをためらう人もいるかもしれません。

どんな理由があるにせよ、頑固な水虫は必ず治すという意志と最後まで治療する継続力が必要です。

白癬菌はカビの一種なので家族などへの感染の可能性も高く、感染を防ぐために、スリッパやお風呂のマットを別々にするとか、部屋の掃除をまめにするなど、普通の生活よりも神経を使う工夫が必要となります。

そういった余計な手間を家族の人にも取らせないためにも、水虫はきちんと完治させましょう。

たかが水虫ですが、完治しないことで繰り返す薬代や治療費の負担、家族への迷惑なども含めて今一度治療に対する意識を考え直すことが大事じゃないでしょうか。

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