【PR】ページ内に広告が含まれている場合があります。【PR】


爪水虫(爪白癬)

水虫といえば、足の指の間、かかと、土踏まずなどの皮膚にできるのが一般的です。

また、かなりの割合で再発するのも足の水虫の特徴。

その足にできる水虫より治りにくいのが爪水虫。
※爪水虫の正式な病名は爪白癬で、白癬はカビの一種です。

爪水虫は、かつては不治の病といわれた程、治りにくい病気でした。

クリアフットヴェールが水虫に効果があるのか自分の足で試してみた

かつては不治の病だった爪水虫(爪白癬)

こんにちは、管理人のてつやです。

昔は爪水虫に対する確立した治療法がなかったために不治の病といわれ、せいぜい爪を削ったり抜いたりするぐらいのあらっぽい治療しかありませんでした。

爪を抜くなんて相当痛そうですが、このやり方でも爪水虫が完治することはほとんどなかったんですね。

しかし、近年になって水虫菌である白癬菌を強力に殺菌して、さらに副作用も少ない画期的な内服薬が開発されたこともあり、爪水虫はもはや不治の病ではなくなりました。

ただし、いくら白癬菌に有効な薬があったとしても、爪水虫は完治するのにかなりの期間を要します。

それは、爪水虫菌である爪白癬がすみついていた爪が、きれいにはえかわるまでの期間が必要だからです。

一般的に、足の爪はのびるのが遅く、一ヶ月で約1ミリしかのびません。

のびが遅いので、新しい爪にはえかわまるまでに一年から一年半ほどかかります。

ただでさえ水虫は治りにくいのに、時間もかかるとなるとかなりの根気が必要となります。

爪水虫になる原因

爪水虫は、足にすみついた白癬が爪に感染ことで発症することがほとんどです。

なので、足の水虫にならずに、いきなり爪の水虫になることはほとんどありません。

しかも、白癬は爪の成分であるケラチンが大好物。

爪どころか、髪などにも白癬はすみつく場合があるので、髪に水虫ができた状態になることもあります。

ちなみに、髪もケラチンを成分としています。

爪白癬は、一本の爪からはじまって、やがては他の爪にもすみつくことが多いです。

足の水虫を手で触ってしまうことで、まれに手にも爪白癬ができることもあるので、水虫を手で触らないように注意が必要です。

爪水虫の症状(症例写真)

爪白癬の典型的な初期症状としては、爪の変色です。

たいがい、爪が黄色くなったり、白っぽくなったりします。

次の写真は爪水虫になっている人の右足の爪です。

親指がちょっと黄色くなっていて、中指の方は縦に線が入って白くなっているのがわかると思います。

爪白癬

初期の症状から症状が進むと、角質ができて爪の先端が厚くなってきます。

ちょっとわかりずらいですが、次の写真のように黄色いところが角質化している部分です。

爪白癬
爪白癬

爪水虫は足の水虫と違って、かゆみがなく、症状がかなり進んだ時に痛くなるぐらいです。

症状が進んで爪が厚くなったり変形することがありますが、これが気持ち悪くて自分で爪を削ったり、ピンセットなどでほじくったりする人がいます。

また、女性の場合は周りの視線が恥ずかしくなるため、ペディキュアなどを塗ってごまかす人もいます。

こういった事は、爪水虫の症状をさらに悪化させることになるので、自分で勝手に爪を削るなどの行為はやめましょう。

なお、爪水虫専用のニッパーや爪切りなどが販売されているので、爪水虫にかかった人は専用の爪切りで普段のメンテナンスをするといいんじゃないでしょうか。

爪水虫の治療

爪水虫の場合は、固い爪の中にはいりこんでいる白癬菌に薬を届かせることが難しいため、塗り薬はほとんど効果がありません。

参考までに、市販されているエフゲンという水虫の薬を使って、爪水虫の治療することも可能なようです。

ただし、爪の表面を薄く削ってその上から薬を染み込ませたガーゼを貼るという方法なので、それなりに手間がかかります。

話を戻して、

爪水虫の治療は内服液を服用することが一般的です。

今では効果がある内服液も様々あるため、病院の医師と相談しながら服用することになります。

また、パルス療法といって、短期間の服用と服用しない期間を繰り返しながら治療する効果的な方法もあります。

このパルス療法は月に一度程度の通院でいいというメリットもあるので、仕事が忙しい人などには適していると思います。

ただし、パルス療法には保険がきくものときかないものがあるので、医師と相談して決めてください。

足の水虫がある人は爪水虫にならないように注意

以上のように、爪水虫は症状が進むと、生活の支障がでるような痛みを伴う場合があります。

また、完治するまでには相当長い期間が必要となります。

すでに足の水虫がある人は、ここまで紹介した症状が爪にでていないかチェックしてください。

足の水虫の場合は、かゆみや水疱などの目立った症状が出るので発見しやすいですが、爪水虫の場合は爪の変化に注意が必要です。

爪の表面が黄色や白くなってくると爪水虫の可能性が高いので、病院できちんと診察してもらった方がいいと思いますよ。

先に書いたように、爪水虫は爪がきれいに生え変わってはじめて完治する病気です。

爪水虫は完治までに時間がかかる病気なので、万が一爪水虫になった場合は、絶対治すんだという気概と辛抱強く治療に専念することが大事になります。

爪水虫で爪がボロボロになったり、痛くて靴が履けないことがないよう、足の水虫がある人は爪水虫への予防には十分に注意しましょう。

水虫歴10年の僕が悩みを解消できた実体験

スポンサーリンク

コメントを残す

CAPTCHA