尿酸値の高い原因が不明な人


尿酸値が高い人にありがちな、肥満でもなく、食べ過ぎ飲み過ぎもあまりしていない。


それなのに、何故か健康診断では高尿酸血症といわれる痛風予備軍の7.0mg/dlを越えてしまう。


『どうして?』


不思議に思いますよね。

尿酸値が高くなることは全くしていないはずなのに。


でも、尿酸値が高くなる原因はいくつか考えられるんですよ。

尿酸値が高くなる典型的な原因

アナタは尿酸値が高くなるようなことはしていないと思っているかもしれません。

ここでは、おさらいの意味も込めて原因について今一度確認してみましょう。

アルコールの過剰摂取

尿酸値を高くする原因のアルコールの摂取

痛風になる人、尿酸値が高い人の原因で最も有名なのがアルコールの過剰摂取。

アルコールを飲むと、尿酸を排泄する機能が低下して、おしっこや汗などとともに尿酸が排出されづらくなります。

過剰なアルコールの摂取は、排泄されなかった尿酸が体内にたまることで尿酸値が高くなるわけです。


アルコールの中では尿酸値を高くするといわれるビールが悪者にされるわけですが、僕は痛風予備軍ですけどビールはガンガン飲んでます(笑)

食べ過ぎ(特にカロリーが高い食事)

尿酸値を高くする原因の食べ過ぎ(特にカロリーが高い食事)

食べ過ぎもまた尿酸値を高くする原因の一つです。

食べすぎることで、尿酸値の元になるプリン体を余分に摂取してしまいます。


次の記事ではプリン体が多く含まれている食べ物をまとめているので、どういう食べ物だとプリン体が多いのか参考にしてください。
/archives/61


基本的に『旨み成分』が多く含まれている食べ物にはプリン体が多いです。


なので、飲み会などでアルコールを飲みながら、ツマミにプリン体が多い焼き鳥やレバー、エビなどの組み合わせは尿酸値を高くする最強のコンビ。


飲み会のシメとしてのラーメンのスープもプリン体がたっぷり含まれているので、スープを飲み干さないようにすることが大事です。


いずれにしろ、飲み過ぎ、食べ過ぎはよくないということ。

激しい運動(無酸素運動)

尿酸値を高くする原因の激しい運動(無酸素運動)

激しい運動(無酸素運動)も尿酸値を高くする原因といわれていますが、なぜ激しい運動で尿酸値が高くなるのか原因について知らない人も多いんじゃないでしょうか。

簡単に尿酸値が高くなる仕組みを説明します。


激しい運動によって体内に貯められていたエネルギー源(ATPと呼ばれます)が分解されてプリン体が作られます。


プリン体が代謝されてできた老廃物が尿酸となるわけですが、激しい運動で作られた乳酸が尿酸の排泄を邪魔してしまいます。


代謝された尿酸が素直に排泄されれば問題ないんですが、乳酸のせいで尿酸がたまってしまうわけです。


スポーツ選手なんかに尿酸値が高い人が多いのも、これが原因なんです。


ただ、同じ運動でも、ジョギング、ウォーキングなど軽い運動、いわゆる有酸素運動は尿酸値にはまったく影響ありません。


むしろウォーキングなどの運動は、尿酸値を下げる効果があります。

ストレス

尿酸値を高くする原因のストレス

最後にストレス。

ストレスも尿酸値を高くする原因の一つ。

でも、今の医学を持ってしてもストレスがなぜ尿酸値を高くするのかはっきりした原因は究明されていません。


ストレスは健康そのものを脅かす存在で、あらゆる症状を引き起こす原因となるもの。

だから、ストレスが尿酸だけに関連があるものではありません。


アルコールを適量飲むとストレスが解消されて、尿酸値を下げることができるという仮説をたてて、実際に自分の体でそのことを証明したお医者さんがいます。

その件についてここで書くと長くなるので、詳しい事は次の記事を読んでみてください。
/archives/633

この記事を読んでもらうとわかりますが、適量のアルコールはストレス解消に繋がるので、尿酸値が下がったことが証明されています。


逆に言うと、ストレスが原因で尿酸値が高くなるということです。

尿酸値が高くなる原因にあてはまらない場合は、ABCG2遺伝子の変異

ここまで、尿酸値が高くなる典型的な原因を書いてみました。

その中にも心当たりがないと思った場合は、ここに書いていることにも目を通してください。


まず、遺伝が原因ということが考えられます。

父親や叔父さん、兄弟などに尿酸値が高い人がいれば遺伝の可能性が高いです。


しかし、遺伝にも心当たりがない場合。


この場合は、『ABCG2遺伝子の変異』が考えられます。


ABCG2遺伝子の変異では、尿酸を排泄する機能が低下します。

ここまで書いた原因にあてはまらないという場合は、このABCG2遺伝子の変異の可能性が高いんじゃないでしょうか。


こうなると、個人で尿酸値を下げる改善、対策はできないので、病院で一度診察してもらうことをおすすめします。


去年のNHKの『ガッテン!』で、尿酸値を下げる方法について番組で紹介していました。

この時に、23才の若い番組スタッフが実験で出演していましたが、彼の尿酸値が8.2mg/dlだったんです。

もしかして、彼もABCG2遺伝子の変異かもしれません。

詳しい内容については、次の記事を参考にしてください。
/archives/1045

少しでもABCG2遺伝子の変異の可能性がある場合は、すぐに病院で診察を

ここまで、尿酸値が高くなる原因に心当たりがない人に向けて書いてきました。


明らかに尿酸値が高くなる原因がはっきりしている人は、尿酸値を下げる改善、対策は明確です。


しかし、そうじゃない人、ABCG2遺伝子の変異の可能性がある人は尿酸値改善ではどういう対策が必要なのかはわかりません。


だから、少しでも可能性があると思った人は、病院での診察をきちんとすることが大事だと思います。

成人男性の半分ぐらいが、ABCG2遺伝子の変異があるとのデータもあるようです。


奥さんやお子さんがいる人であれば、なおさらきちんと原因をつきとめましょう。


痛風を発症してからでは後の祭りですよ。

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