アナタはコンタクトレンズを正しく使ってますか?
コンタクトレンズをつけて、パソコンの作業や、近い距離で細かい作業をしてないですか?
こんにちは、管理人のてつやです。
コンタクトレンズは、扱い方を間違ったり、あわないレンズを使っていると、簡単に疲れ目や眼精疲労の症状を引き起こしてしまいます。
元々ドライアイの人がコンタクトレンズを使ったりすると、ドライアイをさらに悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。
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コンタクトレンズは、疲れ目、眼精疲労につながりやすい
コンタクトレンズは、元々遠くを見る(遠見)目的で開発されたものなので、近い距離(近見)での作業は苦手なんです。
なので、コンタクトレンズの利用者が毎日パソコンを使った作業を続けたり、近い距離での細かい作業を続けていくと、かなりの確率で疲れ目になるわけです。
最初は、目がしょぼしょぼする、目がかすむ程度だった症状が、日を追うごとに進行して、目の奥が痛い、充血、頭痛、肩こり、めまい、吐き気などの、深刻な眼精疲労に発展することも。
単なる目の疲れの場合は、ある程度目を休息させることで解消されることが多いです。
しかし、慢性的な疲れ目である眼精疲労まで進行すると、その症状を改善、解消することは難しくなります。
コンタクトレンズをつけても、疲れ目、眼精疲労の症状がでないように、常に予防・対策することが大事ですよ。
今日の記事は、すでにコンタクトレンズを使っている人、これからコンタクトレンズを使おうとしている人に向けて書いていきます。
コンタクトレンズが向いている人と向いていない人
コンタクトレンズが向いている人と向いていない人がいるのを知ってますか?
簡単にまとめると、
コンタクトレンズが向いている人
- 強度の近視や乱視がある人
- スポーツをする人
コンタクトレンズが向いていない人
- 細かい作業や、長時間目を使う作業をする人
- 角膜、結膜などの眼の病気がある人
- ドライアイの人
ドライアイの人はコンタクトレンズを使ってはいけない
コンタクトレンズを今から使おうとしている人は、次の点に注意してください。
まず、ドライアイの人は、コンタクトレンズは向いていません。
というか、ドライアイの人はコンタクトレンズを使ってはいけません。
角膜は空気中からの酸素と、涙からの栄養分を吸収することで新陳代謝が活発になり、古い涙を新しい涙に変えていきます。
コンタクトレンズは角膜に覆いかぶさるようにつけるため、角膜への酸素の供給が十分でなくなり、その結果新陳代謝の低下で新しい涙が減っていきます。
つまり、コンタクトレンズはドライアイを誘発してしまう原因になります。
このことからも、ドライアイの人がコンタクトレンズに向いていないのは明らかです。
ドライアイの人で視力の矯正をしたい人は、メガネにした方がいいと思いますよ。
ドライアイの人は、この点をよく検討してください。
仕事でパソコンを使う人は、作業中だけでもメガネにする
次に気をつけないといけないのが、細かい作業や、パソコンを使う作業をする人。
パソコンを仕事で一日中使っている人は、目に負担をかけてしまい、疲れ目となる危険性がかなり高くなるんですね。
これが俗にいう、VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群というものです。
冒頭でも書きましたが、そもそも、コンタクトレンズは近い距離の作業には向いていません。
コンタクトをつけて近い距離でパソコンの画面を見続けている人は、目の酷使により疲れ目の症状が出ていないかきちんとチェックした方がいいですよ。
次の記事では、眼精疲労(疲れ目)の症状をチェックできるので、参考までにどうぞ。
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特に後半の画像をチェックしてください。
画像の見え方で、アナタの疲れ目の程度がわかります。
疲れ目の症状を感じている人は、せめてパソコンの作業をする時だけはメガネにかえるなどの対策を考えたがいいと思いますね。
コンタクトレンズの性質を理解する
コンタクトレンズの性質を理解するために、コンタクトレンズの長所と短所を説明します。
コンタクトレンズの長所と短所
コンタクトレンズの長所
- 視野が広い
- メガネのような顔への装着感がない
- レンズが曇ることがない
- スポーツをする場合に適している
- 左右の視力差が大きくても調整しやすい
- 乱視が強い人には向いている
コンタクトレンズの短所
- ドライアイの人には向かない
- 異物感がある
- 角膜を傷つける可能性がある
- レンズが汚れやすいので、きちんとメンテナンスしないと感染症になる恐れがある
- 慣れるまでに時間がかかる
これからコンタクトにしようとしている人は、特に短所の方をしっかり読んで、許容できる範囲かチェックしてください。
前の方で、ドライアイの人はコンタクトレンズをつけてはいけないと書きました。
実は、ドライアイの症状が軽い人の場合、眼科の医師に相談すればコンタクトレンズの処方箋を出してもらえることもあるようです。
ただし、ドライアイが悪化する恐れがあるため、医師からコンタクトレンズの使用時間をかなり制限されたり、厳守すべきことなどについて細かい指示があります。
必ず医師の指示に従うこと。
コンタクトレンズはりっぱな医療用具です。
取り扱いには、くれぐれも注意してください。
ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの長所と短所
続いて、レンズのタイプ(ハード、ソフト)による長所、短所です。
それぞれの長所と短所は以下の通り。
ハード | ソフト | |
---|---|---|
長所 |
|
|
短所 |
|
|
ハードタイプにするか、ソフトタイプにするかは、使う人の用途や好みで選ぶことになると思います。
例えば、レンズを装着している感覚が少ない方がいい人はソフトタイプを、長く使いたい人はハードタイプを選ぶとか。
最近のコンタクトレンズは、素材と技術の進歩により昔と較べて格段に機能がアップしています。
- 酸素をより多く角膜に供給できる酸素透過性ハードコンタクトレンズ
- 長い期間の連続装着が可能なタイプ
- 目を清潔に保つことができる使い捨てソフトコンタクトレンズ
コンタクトレンズも様々なものがありますが、自分に一番適したものを選ぶことが大事です。
あとで後悔することのないように、値段や手軽さなどで、決して選ばないようにしましょう。
コンタクトレンズを使い続けるために、必要なこと
ドライアイへの予防・対策
コンタクトレンズを使い始めた時に、一番気にしないといけないのが、ドライアイ対策。
コンタクトレンズを使う場合は、ドライアイへの予防・対策は必須といえます。
コンタクトレンズを使っていて、涙の量が少なくなっていると感じた場合は人口涙液をさすのが効果的。
人口ですが、ほぼ涙と同じ成分なので安心して使えます。
市販されているので、ドラッグストアなどで購入できますよ。
防腐剤が入っていない目薬を選ぶ
コンタクトレンズを使う場合の目薬ですが、防腐剤が入っていないものを使うようにしましょう。
防腐剤は目薬の品質を維持するためにはどうしても必要な薬剤ですが、目には決していいものではないです。
最近は、防腐剤フリーと呼ばれる目薬も沢山販売されているので、購入には困らないと思います。
ただし、防腐剤が入ってない分、使い切りタイプとなります。
目薬の保管、使用期限にも注意する
目薬の保管も気をつけないといけない点です。
目薬の注意書きをよく読んで、正しい方法で保管するようにしてください。
誤った保管をしていると、品質が悪くなったり、効果がなくなることも。
特に、要冷蔵となっている目薬は、温度に気をつけて保管するようにしましょう。
また、使用期限にも注意して、期限が切れた目薬を使うことがないようにしてください。
目の洗眼とコンタクトレンズの洗浄
コンタクトレンズをしていると、目の洗眼が必要だと思われますが、昔はともかく今は洗眼の必要性はそんなにないと言われています。
洗眼となると市販の洗眼液を使うことになりますが、この洗眼液、実は涙の中にある栄養分や細菌に侵入を阻止する免疫成分まで洗い流してしまいます。
つまり、洗わなくていいものまで洗われるということ。
普通は、目の汚れは自然と涙で洗い流されるので、洗眼は無理にしなくてもいいです。
それとは逆に、コンタクトレンズはきちんと洗浄する必要があります。
できれば、毎日夜寝る前に洗浄するとか、まめに洗浄するのがおすすめ。
あまりレンズを洗浄しないで使い続けると、レンズに詰まったゴミ、ホコリ、ダニの糞などで感染症を引き起こすことになります。
ダニの糞が目に入るなんて、考えると怖いし、気持ち悪いですよね。
レンズこそ、忘れずにきちんと洗浄しましょう!
コンタクトレンズは使い方さえ間違えなければ、長くつきあえる
ここまで、コンタクトレンズの性質と正しい扱い方について書いてきました。
疲れ目になる可能性を考えると、できればコンタクトレンズよりメガネのをおすすめします。
それでも、いろんな理由でコンタクトレンズを選択する人も多いかと思います。
繰り返し書いていますが、毎日パソコンの作業をしている人は、その作業の間メガネにするだけで、疲れ目への予防になるはずです。
メガネが疲れ目にならないとは言いませんが、コンタクトレンズで作業するよりは確実にいいです。
どうしてもコンタクトレンズをつけないといけない場合以外は、メガネにかえることをおすすめします。
それだけでも、疲れ目対策、ドライアイ対策になるし、コンタクトレンズを外すことで気分的にもストレスがたまらずリラックスできると思います。
毎日酷使している目を少しでもいたわってあげましょう。
コンタクトレンズを正しく扱えば、疲れ目、眼精疲労の予防、対策になる
昔と較べて、コンタクトレンズは一般化しているので、メガネよりもコンタクトレンズの方を好む人も多くなっています。
ある企業のアンケートでも、10代、20代の若い世代はメガネよりコンタクトレンズの方が割合が高いという結果が出ています。
それだけ、コンタクトレンズは身近なものになっているということですが、その分疲れ目の症状を引き起こすことが多くなっているのも事実。
今コンタクトレンズを使っている人、これからコンタクトレンズにしようと思っている人は、正しく扱って、疲れ目にならないように十分に注意しましょう。
日々の生活を快適に過ごすために、目の健康維持は非常に大事なことです。
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