僕は腰椎すべり症という腰が痛くなる病気を抱えています。
腰椎という骨がずれている病気なので、はっきりいって手術しない限り元に戻ることはありません。
とは言っても、これ以上ひどくならないように腹筋を鍛えたり、ストレッチなどを結構まめに実戦中。
そのおかげで、なんとか日常生活にはあまり支障がなく過ごすことができているわけですが。
今回は、布団を変えたことで、朝起きた時の腰の痛みが改善された話について書いていきます。
腰痛持ちの人は布団(寝具)には気を配るべき
僕のように腰痛の持病がある人は、腰の痛みにはかなり気をつけていると思います。
だから、寝ている間だけは腰の痛みを忘れてぐっすり寝て、朝はすっきり起きたいですよね。
そんな思いと裏腹に、朝起きると腰が痛くなったりしてませんか?
朝起きて腰が痛い場合は布団が原因という可能性がかなり高いです。
それは、あなたの腰痛にあわない布団で寝ているということ。
事実、僕は布団(マットレス)が原因で、朝起きると必ず腰が痛くなることを経験したことがあります。
結局、かなり後になって僕の腰痛にあわない布団だったことがわかりました。
低反発のマットレスだと朝起きたら必ず腰が痛くなった
腰痛といっても、人によっては痛い箇所(部位)や症状などが違うので、腰痛にいいといわれる布団が腰痛持ちの人全員に効果があるかというとそんな事ありません。
かれこれ12年ほど前ですが、嫁さんが僕のためにラジオ番組のプレゼントに応募してみごと低反発のマットレスが当たったことがあります。(枕つき)
テンピュールの低反発マットレスで、値段調べたら3万円ぐらいはする結構高いものです。
低反発マットレスのテンピュール
(肝心のマットレスの写真がどっかいってしまいました)
↓こんな感じのマットレス。
出典:テンピュールマットレス フトンデラックス – ベッド通販店 VENUS BED
テンピュールが我が家に届いて、低反発のマットレスに寝た時の感触は今でも忘れていません。
「なんだこれ、体がぐにゅーと沈み込んで面白い!」と思ったものです。
押せばぐっと沈み込んで、離すとじわっと元に戻るのがなんとも気持ちいい。
さっそく、その日からテンピュールで寝るようになり、毎日快適に使っていました。
腰椎すべり症になるまでは。
実は、テンピュールを使いだしてから、いきなり激しい運動が原因で僕は腰椎すべり症になってしまいました。
その日からは腰痛との戦いが始まったわけですが、とにかく朝起きたら腰が痛い!
でも、起きて痛いのは腰痛のせいじゃなくて、僕の腰痛にあわなかった低反発のマットレスで寝ていたからなんです。
なぜそれに気づいたのかというと、半年間の東京出張で寝泊まりすることになったウィークリーマンションの布団が教えてくれました。
この布団で寝起きすると、朝起きても腰がいつものように痛くないことに気づいたんです。
ごく普通の布団で、高価なマットレスでもなんでもありません。
それから、出張中はずっと朝起きても腰が痛くなく、これは絶対に布団のおかげだと確信することができました。
で、無事出張から戻っていつもように我が家のテンピュールで寝て起きてみると、
『腰が痛い!』
これで、低反発マットレスが腰を痛くしている原因だということがはっきりわかりました。
ここで断っておきますが、決してテンピュールが悪いマットレスだということを言いたいわけではありません。
テンピュールというより低反発マットレスが僕の腰痛にはあわなかったということを言いたいだけです。
なので、テンピュールが悪い寝具だということ思い込みをしないでほしいです。
そんなこんなで、もったいなかったですがテンピュールは嫁さんにゆずり、僕は以前からあった普通の布団を使うことにしました。
腰痛持ちの僕が愛用している朝起きても痛くない高反発布団
実際に、今僕が使っている『朝起きても腰が痛くならない布団』がこれです。
どうですか?見事なせんべい布団でしょ?(笑
まだちょっと寒いので、防寒用のシートを重ねていますがそれでもかなり薄い布団です。
こちらは、布団を畳んだ状態。
これだけせんべいだと、畳にじかに寝ても変わらないんじゃないの?と思ってしまいます。
さすがに畳に寝るのは気がひけるのでやってませんが、僕の腰痛にはせんべい布団がピッタリ。
結局、腰痛持ちの人には低反発、高反発のどっちがいいの?
小難しいことは僕もあまり理解できないので、低反発と高反発の代表的な特徴をネットの情報を元に簡単に書いてみます。
低反発の寝具の特徴
- 柔らかい
- 体に形にあわせてゆっくりと沈み、ゆっくりと元に戻る
- 体にかかる重さが一定になるので、体全体の負担が軽い
- 寝返りがしづらい
高反発の寝具の特徴
- 反発力が高い(低反発のようにゆっくり戻らない)
- 体にかかる重さが一定になるので、体全体の負担が軽い
- 寝返りがしやすい
どちらも体全体の負担が軽いという特徴がありますが、一番の違いは『寝返りがしやすいか、しづらいか』という点です。
僕は寝ている間はかなり寝返りをする方です。
寝返りすることで、腰にかかる負担があまりかからずに朝起きても痛くないんじゃないかと思っています。
それで、腰痛持ちの人には低反発と高反発のどっちがいいのか?ということですが、僕の答えは『どちらがいいのかあなたにしかわかりません』ということです。
ネットで調べても、腰痛には低反発がいいという意見とよくないという意見があります。(高反発も同様)
しかも、腰痛持ちの人でも低反発だと痛いとか、痛くないとか、これまた意見がわかれている。
結局、実際に寝てみないとあなたの腰痛にあうのは、低反発なのか高反発なのかははっきりしないということ。
僕の場合は、高反発といえるせんべい布団だと朝起きても腰が痛くなることはほとんどないので、『高反発の寝具があっている』といえます。
自分の腰痛にあっている布団なのかは使ってみないとわからない
かなり前から健康ブームのおかげで、寝具に関しても熟睡できるものとか、体に負担をかけない寝具とか、それこそ山のように商品が販売されています。
自分にあっている布団なのか確かめるために、ニトリなど寝具を扱っているショップで、実際に寝てみるという方法もあります。
でも、あくまでも寝た感触がわかるだけで、実際に寝起きの実感を体験できるわけではないんですよね。
6時間ほど熟睡してみるという勇気ある行動があれば別ですけど(笑
となると、やっぱりネットでの商品選びの方が選択肢が増えていいわけなんですけど。
ただ、沢山ある商品の中から自分にあっている寝具を探すことはかなり難しいことだと思います。
一つだけいい方法として、返品可能(返品制度)な商品を利用することで、実際に使うことで自分にあっているかを確認することもできます。
実際に使わないとわからない布団こそ、返品制度を利用するのがいいんじゃないでしょうか。
買ってからあわなかったと後悔するよりは、試せる商品を購入してみることが、確実で賢いお買い物だと思います。
布団を変えたことで朝起きた時の腰の痛みを改善した方法のまとめ
腰痛がある人は、朝起きた時から腰が痛い症状が出るとその日は憂鬱になってしまうことが多いです。
布団は体を休息させるためにも大事なグッズであり、腰痛持ちの人にとっては大げさですが死活問題でもあります。
だから、布団を購入する時にはできるだけ慎重になって欲しい。
自分の腰痛にあった寝具を選んで、毎日気持ちのいい目覚めを迎えたいものです。